若い女性が来院してくれました。
鍼灸を知ったきっかけを尋ねたところ「愛犬」との事。
どういうことだろう?と、さらにお話を伺うと
「愛犬が病気になり、動物病院で診てもらい様々な治療をしてもらったが
良くならなかった。ある動物病院で鍼灸を試してみたらどうか、と勧められ
試してみたところ、どんどん良くなっていった。今ではすっかり元気だ。」
とのこと。動物病院で動物に対して鍼灸で治療をする獣医さんがいるそうです。
牛や馬に鍼灸をしている話は聞いたことがありますが、身近なペットに対して鍼灸を用いている事は知りませんでした。
確かに、学生の頃実験でウサギにお灸をしているのを見たことがあります。暴れるだろうと思っていたのですが、ウサギはじっと座っていて目をつぶって大人しくお灸を受けていました。私には「うっとりとしている」ように見えました。
犬や猫には人間と同じ病気があるそうです。悩みは人間と同じなのかもしれません。
とても興味深いお話を聞くことが出来ました。